fc2ブログ

化学系メーカー研究職です

タスク管理、TaskChute、Evernote、ライフハックに関するブログです。

今回の記事は「日刊はま」のほうで一度投稿した内容をもう少し具体的にしたものです。
私の新刊チェックの方法「新刊.net×Googleリーダー×Evernote」 - 日刊はま

1.概要

0429-10.jpg
新刊.netの「○○の予定表」をGoogleリーダーで取得して、読みたい新刊を「共有アイテム」に送り、共有アイテムに送られた新刊をBlogtrottr経由でEvernoteに自動転送する。

2.必要なWebサービス

新刊.net
Googleリーダー
Blogtrottr
Evernote

3.設定方法

(1)新刊.net×Googleリーダー
あらかじめ、新刊.netの「キーワードの管理」でキーワードの登録を済ませておきます。チェックしたい新刊の「タイトル」「著者」など、好きなキーワードを登録します。

次に新刊.netの「○○の予定表」のRSSフィードをGoogleリーダーに登録します。
0429.jpg

(下にスクロールしていく)

0429-2.jpg

(2)Googleリーダー×Blogtrottr
Googleリーダーの「共有アイテム」を「公開」設定にします。
0429-3.jpg

Blogtrottrを使い、Googleリーダーの「共有アイテム」のRSSフィードを「Evernoteのメールアドレス」に転送する設定にします。
(共有アイテムのRSSフィードは、「共有アイテムのページ」から取得できます。)

0429-4.jpg

Evernoteに確認メールが送られてくるので認証を忘れずに!
もしBlogtrottrの自動転送を解除したくなったら転送メールの最後の"unsubscribe from this feed"をクリックすればOKです。

0429-5.jpg

4.運用方法

(1)Googleリーダー
RSSフィードとして送られてくる新着アイテムをチェックし、目的の新刊が見つかったら「Shift+S」で共有アイテムに登録します。

0429-7.jpg

(2)Evernote
Blogtrottrを経由して送られてきたノートを選択し、「F2→Delete→Enter」を繰り返してノートのタイトル編集します。必要に応じてタグをつけたり、適切なノートブックにノートを移動させておくと良いです。私の場合はタグをつけて「@外出」ノートブックに移しています。

ノートタイトルの編集が面倒な方は、YahooPipesを経由させると良いと思います。設定方法に関してはこちらの記事を参考にしてください。

参考記事:とんでもなく参考になりすぎるEvernote使用例 ~@knk_nのYahoo Pipesを使ったノート作成術~

0429-6.jpg
※Blogtrottrからこういうノートが送られてきます。

※2011/08/17追記
現在はBlogtrottrのほうでフィードのタイトルを編集できるようになっています。そのため、Yahoo!Pipesを通さなくても、目的のノートブックに好きなタイトルのノートを作成することができるようになっています。

参考記事:[Evernote活用術]Yahoo Pipes V2対策 Blogtrottrを使ったRSSフィード→Evernoteのノート作成術 | knk-n.com -けんけんどっとこむ-

(3)新刊を買う/読む
スマートフォンやWeb版のEvernoteから、取り込んだ新刊をチェックして、新刊を買ったりネットカフェで読んだりします。読んだ後はタグを変えたり別のノートブックに移すとよいです。私は「ライフログ」のノートブックに移しています。

0429-8.jpg

5.なぜこのような仕組みにしたのか

新刊.netでは新着アイテムをGoogleカレンダーに表示させることもできますし、直接RSSフィードをEvernoteに送ることもできるのですが、そうするとけっこうノイズが入ってしまいます。このノイズをキーワードで回避するのは大変なので、Googleリーダーを経由させて人力選別するわけです。

0429-9.jpg

編集後記
すいとーさんに新刊.netのキーワード設定の工夫についても聞かれたのですが、特に特別なことはしていなかったので答えられず…

最近はブログを書くのにちょっと気負いすぎていた気がするので、もうちょっと気楽に、頻度よく記事を書いていこうと思います。

関連記事
スポンサーサイト



[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

第3回 @Surf_Fish(Hama73)のノートブック晒し はてなブックマーク - 第3回 @Surf_Fish(Hama73)のノートブック晒し   

2011/04/23
Sat. 23:31

@rashita2さんのブログ企画に参加させていただきます。

R-style » Evernote企画5th:第0回:「ノートブックリスト、共有しませんか」企画

Evernoteにおける私の基本思想は、スタックは分類(ペルソナ)、ノートブックは状態、おまけでタグは属性、です。タグはほとんど使っていません。ノートブックと検索を駆使して目的のノートにたどり着いています。なので、ノートブック数は55とかなり多いです。タグを使わない理由は、タグ付けが面倒だからです。

0423.jpg

00_Inbox
手動インボックス。Evernoteで新規作成したノートが集まる。日次レビューの際に0にする。

01_Inbox(Web/e-mail)
自動インボックス。自動転送されてくるものが集まるところ。週次レビューの際に処理。

02_Output
アウトプットに関するスタック。
「1_Blog」はブログのネタ。ブログの下書きなど。
「2_Posterous」はブログ未満、Twitter以上のネタ。
「3_Session」勉強会で発表するためのネタや資料。
「9_Someday」はいつか使えそうなアウトプットのネタ。

03_Review
何度も見返したいノート。名言的なものや、自分の中で消化しきれていないWebクリップなど。

04_Project(Life)
プライベートのタスクや、やりたいことを格納するスタック。
「000_Ticker(Life)」はたまに見返すもの。印刷物のテンプレートや、プロダクトキーなど。
「001_GTD/Evernote」は週次レビューの際のチェックリストや、Evernote運用のマイルールなど。
「010_Action(Life)」はコンテクストにとらわれないプライベートのタスク。
「011_Love」は嫁に関するネタ帳。デートで行きたいとことか。
「012_Reference」は取扱説明書類のPDFなど。
「014~018」はGTDにおけるコンテクストです。
「020_Consider」はアクションに落としこむにはまだ検討の余地があるタスク。
「030_Someday/Maybe」はやりたいなーと思ったことを書いて忘れるためのノートブック。

05_Project
仕事関係のタスクを格納するスタック。
「011~015曜日」は備忘録兼その日のタスク処理の際に確認するノート類を入れる。
参考:[Evernote][GTD]5つのノートブックと1つのスタックで快適に仕事をする
「016_Ticker」はよく見るノート。印刷物のテンプレートや、実験ノウハウなど。
「017_Reference」は直近1ヶ月で見る確率が高い資料など。
「020_Consider/Consult」はさらなる検討や他の人の協議が必要なタスク。
※実情としては仕事に関するInboxと化している気がする…
「030_Follow」は締切があるタスク。
「040_Waiting-Time」は実行の時期を待っているタスク。
「041_Waiting-Reply」は返事待ちのタスク。
「050_Delegate」は担当者が自分以外のタスク。
「060_Action」は時間の空いたときにやるタスク。
「061~062」はコンテクストです。
「090_Someday/Maybe」はそのうちやるタスク。
「091_Idea」は研究に関するアイデア。担当業務以外の研究など。
「100_Archive」は実行済みのタスクや資料を格納するノートブック。
「101_Junkbox」は今後見返すことはないであろうと思われる資料やノート。

06_Responsible~10_Life
GTDでいうところの高度なので省略。

11_Archive
プライベート関係の完了タスクや、いろんなところから集めた収集品(インプット)を収納するスタック。
「000_Archive」はプライベートの完了タスク置き場。
「001_Junkbox」はゴミ箱。
「010_WebClip」はWebクリップを格納するところ。
「011_Tweet」はお気に入りのツイート。
「012_Image(Web)」はネットで拾った画像類。
「020_Output」はブログやPosterousなどで発表済みのネタや下書き。
「040_BusinessCard」は名刺や連絡先などをこれから入れようと思っているノート。
「050_Log」はライフログや自分のツイート。
「051_Image」はデジカメでとった写真などをいれていくつもりです。
「070_Happy」はかなり落ち込んだときに見るノートブック。愛犬の画像、お褒めのツイート、他のブロガーさんたちに取り上げていただいたときのブログ記事など。
「090_Person」は自分が出会った人に関する情報のノートブック。もう会うことがなさそうな人を記憶につなぎとめておくために記録している。

編集後記
企画の締切に滑りこみセーフ!Evernoteだけでタスク管理を行うのはけっこう大変です。なので、実際はTaskChuteとGoogleカレンダーを併用してタスクを処理しています。ノートブックの名前が英語になっているのは覗き見防止の意図です。

関連記事

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

TaskChuteの作業記録を掘り返すためのマイルール はてなブックマーク - TaskChuteの作業記録を掘り返すためのマイルール   

2011/04/19
Tue. 23:41

TaskChuteで作業記録をとり始めてみたものの、昔の作業記録を見返せずにいませんか?

TaskChuteに作業記録がたまりすぎると、並び替え時の動作が重くなります。そのため、たまった作業記録を消したり、他のファイルに作り替えたりすることと思います。でもそうすると、1週間前や1ヶ月前の作業記録を見るのが難しいですよね。

今日は一例として、私の作業記録(TaskChute)の振り返り方を紹介します。

1.@Surf_Fish(Hama73)のルール

・TaskChuteのファイル名は「TaskChute日付」とする。
・1日ごとにTaskChuteをコピーし、古い作業記録を削除する。
・1日の終わりにTaskChuteを見ながら今日やった作業をEvernoteに箇条書きにする。

0419.jpg

・箇条書きノートのタイトルは「ワークログ日付」とする。
・その日使い終わったTaskChuteをワークログのノートに貼り付ける。
・箇条書きした作業をデジタルのマインドマップに日付と共に記録する。

0414.jpg

マインドマップへの記録に関してはこちらの記事を参照してください。
化学系メーカー研究職です  マインドマップで作業記録をとる2つのメリット

このルールの注意点
※Excellファイルの添付はEvernoteプレミアム会員のみ可能。
※同じファイル名のTaskChuteをEvernoteに添付すると上書きされます。
※添付したTaskChuteを何度も編集すると、作業記録が消える可能性があります。

2.作業の振り返り方

(1)あの日の作業記録を見たいとき
・Evernoteを「ワークログ」で検索する。
・あの日のワークログを開き、TaskChuteを開く。
→「時間軸」で追う。

(2-1)あの作業の記録を見たいとき
・Evernoteで「作業名」を検索する。
・ヒットしたワークログを開き、TaskChuteを開く。
→「行動ログ」で追う。

(2-2)あの作業の記録を見たいが、目的のワークログがヒットしないとき
・マインドマップの記録を見て、その作業を行った日を確認する。
・あの日のワークログを開き、TaskChuteを開く。
→「行動ログ」で追う。

3.どんなときに作業記録を見返すのか

私の場合は実験にかかる時間を見積もるために見返すことが多いです。前に行った実験の作業記録を参照し、次回の実験にどのぐらいの時間を要するか見積ります。

まとめ
・日々の作業記録を「時間軸」と「行動ログ」の両方から追える仕組みをつくっておく。

編集後記
TaskChuteにはその日のほぼ全ての作業を記録させておき、Evernoteとマインドマップにはその日のメイン作業を記録させています。1日の終わりにEvernoteとマインドマップへの記録をまとめて行いますが、これらはだいたい3分で終わります。

「行動ログ」をEvernoteとマインドマップで二重に残している理由は、Evernoteの文字検索は完全ではないためです。検索に引っかからなかった場合を考えて、マインドマップの行動ログをバックアップ策としています。

関連記事

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

なかなか臭いがとれない洗濯物にはクエン酸洗濯がおすすめです | はまラボ
最新情報はこちら!


こちらの記事は情報が古いです。最新情報は↑こちらです。(2012/06/29)


洗濯ばさみ

しっかり洗ってるはずなのに洗濯物の嫌な匂いが落ちないときってありますよね。今回、クエン酸を使った洗濯が洗濯物の匂い落としにとても良いことに気がついたので紹介します。

1.クエン酸洗濯のやり方

私がやったことは次の通り。
(1)洗濯機の水量を約10Lに設定。
(2)クエン酸を約10g投入。
(3)匂いがとれない洗濯物をそのまま洗濯する。(スピードコースにしました)

つまり、クエン酸の0.1%水溶液で洗濯したということです。これだけで何度洗ってもとれなかった洗濯物の匂いがすっきり落ちました。

2.なぜクエン酸洗濯なのか

洗剤を使った通常の洗濯はアルカリ性の水溶液による洗濯です。ですので、酸性の匂いは中和されて落ちます。

アルカリ性の洗濯を行った後に残る匂いは、アルカリ性の匂い(アンモニア臭、納豆臭、生ごみ臭、など)だと推測されます。ということは、酸で中和してやれば良いわけです。

クエン酸は安全性が高く、手に入りやすい無臭の酸なので、家庭洗濯で使うのにちょうど良いです。

3.クエン酸洗濯の注意点

クエン酸洗濯はアルカリ性の匂いに対して有効なだけなので、クエン酸洗濯を行えば何でも匂いが落ちるわけではありません。クエン酸洗濯はあくまで例外対処の方法だと思ってください。

また、通常の洗濯の際にいっしょにクエン酸を入れてはいけません。クエン酸が洗剤に中和されてしまい、意味がなくなります。

安全性が高いとはいっても、高濃度のクエン酸水溶液に手を浸したりすると刺激感があります。その際にはすぐに水で洗い流してください。

編集後記
久々にちょっと化学っぽいライフハック記事がかけてうれしいです。洗濯は化学の分野なので、私が好きな家事の1つです。ちなみに、普段匂いが強い洗濯物を洗うときは、ナノックスにワイドハイターを合わせて洗っています。枕カバーの匂いなどはこれですっきり落ちますよ。

関連記事

[edit]

CM: 4
TB: 0

page top

あなたはここ数ヶ月にやった作業をすぐに思い出せますか?いくつかは思い出せても、全て思い出すことは難しい人がほとんどではないでしょうか?

マインドマップで作業記録をとっていれば、自分が行なってきた仕事がどのような流れで発生し、自分はどのようにそれを処理してきたかを思い出す助けになります。

今回の記事のきっかけは、@nokibaさんのこちらの記事です。この記事を拝見してから、私も仕事で1年間やったことをデジタルのマインドマップで残そうとしています。

モチベーションをマインドマップで思い出す – ライフハック心理学

現在で4ヶ月ほどこれを続けているのですが、その中で気がついたメリットは次の通り。

1.やったことを俯瞰しやすい。
2.やる気が出る。

1.やったことを俯瞰しやすい。

0414.jpg

マインドマップで作業記録をつけると、数ヶ月にわたってやったことを1ページで確認できます。デジタルのマインドマップですから、ブランチの折り畳みが可能です。ということは、当分確認する必要のない部分は折りたたんでおくことで、必要な部分の一覧性をキープすることが可能です。

また、作業記録を見返す際の目次として使用することができます。これについては別の記事で詳細に説明したいと思います。

2.やる気が出る。

ブランチが大きく成長しているマインドマップを想像してみてください。そのマインドマップのブランチはあなたがやってきた仕事だけで描かれています。これってとても素敵な光景だと思いませんか?

自分は忘れていても、マインドマップがあなたのやってきた仕事を示してくれるので、これだけの仕事を自分はやったということが視覚的にわかります。その光景を見れば、自信と共にやる気も出てきます。

私のやり方

FreeMindというソフトを使用しています。1日の終わりに、TaskChuteを眺めながら今日やった仕事をEvernoteに箇条書きにし、それを見ながらマインドマップに入力していきます。この作業にかかる時間はだいたい2~3分です。

編集後記
ちょっと遅くなりましたが、新年度ということで1年間の作業記録をマインドマップでつけてみるという提案でした。私は「マインドマップ(月)×Evernote(日)×TaskChute(時)」で作業記録をとっており、これにより過去の作業記録を見返す速さが格段に上がりました。これについては別の記事でまた紹介したいと思います。

関連記事

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

2011-04