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化学系メーカー研究職です

タスク管理、TaskChute、Evernote、ライフハックに関するブログです。

私が思う理想のリマインダーとは「自動で現れて、自動で消える」リマインダーです。

実はそんな理想のリマインダーがTaskChute2に備え付けられていることに気が付きました。

1.理想のリマインダーの仕組み

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↑TaskChute2では、MODEを「空白」にし、節内ソート番号に「時刻」を入力すると、その時刻になったときに該当タスクを自動的に翌日に送ってくれる機能があります。

この機能を使って私はバッファータスクなどを設置していますが、この機能をリマインダーに使うのです。

作業内容に「リマインドしたい内容」を書き込むことで、TaskChute2を眺めている間はずっとリマインドされ続けます。

そして、時間が経ったら自動的に翌日に送られていきます。まさに理想のリマインダーです。

2.運用方法

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現状の運用方法について説明します。

朝はまず自分のモチベーションを上げてくれる言葉を入れます。例えば、私の場合は

「仕事の成果の80%を生み出しているのは、仕事量の20%と言われている」
「仕事の量は、与えられた時間に比例して増大する」

昼以降はちょっと気持ちが緩みがちになるので、

「私は現実逃避していないか?」

などですね。

3.まとめ

実はまだこのリマインド方法は運用し始めです。なので、良い点・悪い点などがさらに見つかったらまたブログでシェアしようと思います。

現状思っている欠点としては、あまり長い内容を書き込むと「区切り線」なのか「タスク」なのかが視覚的に把握しづらくなるところですね。

しかし、こういったリマインダーを適切に使うことでモチベーションを管理できる効果は大きいと思っているので、しばらく試してみます!

参考記事
1週間に4時間しか働かない人の仕事術 - himazu blog
その人物は自分なりにアレンジして「私は現実逃避を行なっていないか?」と注意を喚起するようにした。その結果、始めて1週間で、その前の4週間以上の仕事をこなした。 ...


今日の猫ちゃん

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静ラ研Vol.4は結果的に良いTaskChute初心者セミナーだった #szokhack004 | 化学系メーカー研究職です
今回の静ラ研Vol.4の成功は、このLT発表者達無くしては語れません! ...


今日は静ラ研Vol.4を成功させる上で欠かせなかったLT発表についてお話をしたいと思います。

1.@ksworksさんのLT

@ksworksさんのLTは、私が講演で説明した「余剰時間の有無を明らかにする方法」に対応する内容で、しかもタスク管理初心者の気持ちを和ませるような内容でした。

内容についてはご本人のブログ記事をご覧ください。

静岡ライフハック研究会Vol.4に参加してきた! #szokhack004 - ksworks.org


発表の中で、「自分ができてると思えばそれでいいんですよ。適度にゆるくタスク管理をしていけばいいんですよ。」といった旨の話がありました。

私が堅い内容の講演をした後だったので、この言葉で参加者のみなさんの気持ちがだいぶ和らいだのではないかと思います。

「自分ができてると思えばそれでいい」これは私もよく言っています。タスク管理を行う目的は、「記憶力の補助」や「精神の安定」ですから、これらの目的が達成できていると思えるなら十分です。

タスク管理が負担に感じるほど管理のルールや作業を増やすべきではないのです。

2.@Mol_DesignerさんのLT

最初のつかみがうまかったです。時間管理に関するLTなのにテーマが「野村監督の指示に従ってバントする」でしたからね!

これは「野村監督=TaskChute先生」「バントする=ちょっとタスクに手をつける(タスクチョット)」ということです。

野村監督のIT野球よろしくTaskChute先生の記録から導かれた最適な行動パターン通りにバント(タスクチョット)すれば無理なく理想の生活が行えるということです。

また、TaskChuteを職場のデュアルディスプレイで常に表示しておくことにより、同僚からの割り込みが減った理由もなかなかのライフハックでした。

曰く、同僚から話しかけられる度に「TaskChuteに割り込みタスク(ピンク色)を追加する」のだそうです。

すると、「これ(TaskChute)は何ですか?」と聞かれるので、「作業記録をとっていて、仕事の終了時間がわかる。○○さんに話しかけられたのでその記録をつけているんです。」と説明する。

そのうち、同僚の方も話しかけるタイミングなどを自発的に考えなおしてくれるようになったとのことです。

「割り込みしないで欲しい!」と意見を押し付ける形ではないため、カドも立たずになかなか良いとのことです。実際うまい方法だなぁと思いました。

ちなみに割り込みタスクがピンク色なのは、女の子が好きな色だからだそうです(笑)(話しかけてくる同僚さんにたまたま女性が多いみたいですね)

3.@SpanishMossさんのLT

Preziを使ったLTというだけでなかなか印象的だったのですが、TaskChuteを使うことに挫折した結果、手書きで作業記録を残すことにしたそうです。

私の講演の中では「手書きは面倒だからTaskChuteのようなツールを使いましょうね」と説明したので、参加者の方々には衝撃の内容だったのではないかと思います。

しかし、発表が進むにつれてみなさんがその理由に納得します。

TaskChuteを使う以前に記録をつける習慣がなかった。だからTaskChuteに挫折した。そこでまず記録することに慣れるために紙に書き出すようにした。

この考察に自分は感動を覚えました。なぜなら、自分が元々TaskChuteを使う前にA4のノートに作業記録を残していた理由も、「いきなりデジタルで記録を残すことに抵抗を感じていたから」だったためです。

このLTはこれからTaskChuteを始めようとする人たちにとって印象深い内容だったことに間違いないでしょう。

4.@keiji_kkさんのLT

TaskChuteを使うようになったことで、自分は時間に対して誠実に向き合えるようになったのだと主張する@keiji_kkさん。

講演内容についてはご本人のブログ記事を御覧ください。

私の静ラ研 LT の発表–TaskChuteがもたらしてくれた変化 #szokhack004 « KK blogs : けーじぶろぐ


「タスク管理できちゃってる社会人の俺が学生になる。学生なんて余裕だろう(笑)」→挫折→TaskChuteで復活!の話の流れがとても印象的でした。

そして@jmatsuzakiと似たオーラを放つ語り口調と、ろくろを回す→胸に戻すの繰り返しアクションも参加者の引き込みに貢献していたのではないかと思います!

今回の私の講演の中では、TaskChuteの持つDoingリストとしての側面はあえて説明していませんでしたので、@keiji_kkさんのこのLTは大変ありがたかったです。

まとめ

今回のLTはいずれも本当に素晴らしく、さらに内容が私の講演の内容をうまく補ってくれる形だったのでとてもありがたかったです。このメンバーでTaskChuteセミナーをやるのもおもしろいかもしれないですね!

今日の猫ちゃん

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先週の土曜日に募集した企画に参加してくださった方々の記事や投稿をまとめてみました!参加してくださったみなさん、どうもありがとうございました!

↓まとめの内容はこちらのNaverまとめ記事をごらんください。
[企画]TaskChute2のショートカット設定を晒してみるのまとめ - NAVER まとめ
化学系メーカー研究職です(http://hama73.blog137.fc2.com/)で募集した企画に参加してくださった方々の記事・事例を紹介するまとめです。他の人がどんな機能にショートカットを割り ...


[緩い企画]TaskChute2のショートカット設定を晒してみる | 化学系メーカー研究職です


1.所感

やはりみなさんいろんな工夫をされていておもしろいです。

「Ctrl+Shift+文字列」を設定される方は多かったですね。左手1本で押せるという利点は大きいです。

また、英単語の頭文字や語呂合わせなどから、ショートカットを類推しやすいように配置しておくやり方もよく見られました。押すときに迷っていてはもったいないですから、こうしたスムーズに押せる工夫も大切ですね。

今日の猫ちゃん

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月刊たすかん 4月号(TaskChute2のカスタマイズ) - たすかん
TaskChute2で任意のセクションの終了時刻を表示する方法について詳しく解説してというリクエストがあったので紹介します。 ...
TaskChute2使用者必見!


ついに来ました!ブラウザ版タスクシュートの開発者であり、TaskChute2ユーザーでもある、マロ。(maro_draft)さんがその魔法を惜しげもなく公開してくれています!

スクリーンショットつきの解説記事なのでとてもわかりやすく、TaskChute2ユーザーならまさに必見です!

1.任意のセクションの終了時刻がわかるとどうなる?

マロ。さんの記事から引用してきますと、
「これでセクションAの終了時刻で出勤時刻を知り、セクションEの終了時刻で仕事の終わりの時刻を知り、セクションFの終了時刻で就寝時刻がわかります。」
そうなんです。このように各々が知りたい時刻をTaskChute2で一元管理できるようになるのです。

私も朝の出勤時刻を知るために便利に使わせてもらっています!

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TaskChuteに任意のセクションの終了時間を表示させる魔法 | 化学系メーカー研究職です

2.TaskChute2で一元管理する意味

それは1日のタスク管理に柔軟性が出るところです。元々私は、プライベートのTaskChuteは2つに分けて使っていました。出勤時刻と就寝時刻を別々に知りたかったからです。

ダブルTaskChuteはじめました | 化学系メーカー研究職です


ところが、TaskChuteが2つにわかれているため、朝のTaskChuteで実行できなかったルーチンを夜のTaskChuteに移せないとか、あるいはその逆という問題がありました。

さらに休日の場合は、朝のTaskChuteが終わらないと昼以降のTaskChuteが開けないというジレンマもあり、けっこう面倒くさく思っていたのです。

マロ。さんの魔法はその面倒くささをきれいに消してくれました

3.ぜひ試してみてください。

TaskChute2を使っている人であればぜひ試してみてください。セクションごとの終了時間を知る意味がよくわからなくても、これだけは実際に体験してみた方が良いです。そこから得られるひらめきが必ずあると思います。

私からの依頼を快く引き受けて、記事にまとめてくださったマロ。(maro_draft)さんには本当に感謝です!

今日の猫ちゃん
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PDCAサイクルとタスクシュート方式は似て非なるものです。そのことについてぼんやりと考えていたことを書きだしてみました。

PDCAサイクル - Wikipedia
タスクシュート方式の概念を簡単に紹介した記事

※TaskChute=ツール(モノ)
※タスクシュート=時間管理の型(概念)

1.タスクシュート方式はLCA

PDCAは、Plan(計画)、Do(実施・実行)、Check(点検・評価)、Act(処置・改善)のサイクルから成り立っていますね。

対するタスクシュートは

Log(記録)
Check(点検・評価)
Act(処置・改善)

つまり、LCAのサイクルです。

ここでまず大きな違いがあります。それはPDCAがPlanから始まるのに対し、タスクシュートはLogから始まるところです。次に理想の1日を構築しようとする場合を例にします。(以下、タスクシュートをTCと呼びます)

2.タスクシュートとPDCAで「理想の1日」を構築したら

PDCAはまず定義した「理想の1日に沿って行動」を試みますが、TC方式はまず「現状通りに行動」して記録するところから始まります。

PDCAは「理想通りにならなかった1日」を点検・評価し、その差から改善できるところを探しますが、TC方式は「現状通りの1日」から何を変えれば改善になるのかを記録から探します。

PDCAは「理想の1日」を構築するために「何度も失敗を重ねて修正」していきますが、TC方式は「理想の1日」を構築するために「小さな成功を重ねて」いきます。

3.TaskChuteの中毒性について

タスクシュート方式にハマった人がやみつきになってしまう理由は、先程挙げた「小さな成功を重ねて」いく点ではないかと思います。

それに、記録から始めますから変化による負担も小さいです。負担が小さいということは、継続もしやすいはずなのです。

ということで、何かを変えたり習慣付けようとするときはPDCAよりもTC方式の方が良いのではないか?と最近は思っています。

4.まとめ

・PDCAは「失敗」を繰り返して理想に向かう。
・タスクシュート方式は小さな「成功」を積み上げて理想に向かう。
・何かを変えたり習慣付けようとするときはPDCAよりもTC方式の方が良い気がする。


一応フォローしますと、記録から始まっているPDCAサイクルは力強く回ると思います。そもそものPDCAというのは、Planの際に「過去の実績」と未来の見通しから計画を立てるためです。この「過去の実績」の部分を見落とすと、まったく見当違いのサイクルが出来上がってしまう危険性があります。

5.参考記事

344 TaskChute初心者の方にはまず「記録のみ」をおすすめします | 化学系メーカー研究職です


今日の猫ちゃん

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2023-05